ウォシュレットが苦手です。
あの、便座の奥からニュ~っと出て来て、お尻をシャ~ってやる奴。
幼少の頃からトイレットペーパーに慣れ親しんで来たせいか、どうにもこう、気持ちが悪いのですよ。
中途半端な生ぬるさとか、お尻が濡れる感覚などが、本当に駄目なのです(汗)。
なのでボクは徹底して、トイレットペーパー派。
適量をちぎり取り、2回ほど折り返して、フルパワーでゴシゴシ!
これぞ、男のトイレ作法です。(←作法?)
が、今日トイレに入りながら、ふと思ったのですよ。
これってひょっとして、環境に悪いのでは?……と。
トイレットペーパーの原料は、言うまでも無く、紙です。
そしてその紙の原料は、言うまでも無く、木材です。
つまり、『トイレットペーパーを消費する』という事は、即ち『自然を破壊する』という事に繋がるのですよ。
まあ、最近でこそ『再生紙』なる、エコロジーな商品も出て来ましたけどね?
しかしそれはほんの一部であり、店頭に並ぶのは、天然パルプ100%という『反エコ』なものばかり。
下手をすれば、再生紙よりも新紙?の方が安い、などという摩訶不思議な場面に出くわしたりもします。
そこで、ウォシュレットですよ。
ウォシュレットならば、使うのは水だけ。
それも極少量の水だけですので、環境には何の影響もありません。
しかもあの装置には『乾燥機能』も付いておりますので、紙を一切無駄にする事無く、用を済ませる事が出来るのです。
こう考えてみれば、ウォシュレットって、凄い発明ですよね?
洗浄から乾燥までをボタン操作一つで行いますので、手を汚す事も無く、清潔感もバッチリですし。
トイレットペーパーを買う必要がありませんから、無駄な出費も抑えられます。
環境面から清潔面まで……ウォシュレットって、素晴らしい♪
そう思ったボクは、早速ウォシュレットにチャレンジ。
壁に設置されたリモコンのボタンを押し、じっと息を止めます。
便座に響く作動音。プシュッという掠れた射出音に続き、生ぬるい水の感覚が背筋を駆け上り……。
ぞわあああ~!(寒気)
何とか10秒ほど耐えたものの、慌てて停止ボタンを押し、すぐに温風に切り替えました。
でも温風だけだと気持ちが悪いので、トイレットペーパーを引き抜き、フルパワーでゴシゴシ。
ウォシュレットとトイレットペーパーのダブル使用。ちょっと贅沢なトイレタイム。
うん、本末転倒だね☆
資源が勿体ないので、次は最初から、トイレットペーパーを使います(汗)。