明日から暫く更新休みます!(・_・)/
GW期間中、友達と一緒に、どこかに遊びに行く約束をしているのですよ。
で、どうせ毎晩飲み歩きますので、たぶん更新はしない(ってか出来ない)と思います。
なので更新が途絶えても、別に死んだ訳ではありませんので、どうぞご安心を~♪
と、お知らせはこのくらいにして、↓今日の記事。
何しろ厄介なテーマに取り掛かってしまった為、これを打ち込むのに、足掛け3日かかっています(汗)。
煮詰めていないので雑駁な文章になっていますが、お暇な方、どうぞお付き合い下さい。
―――
皆さんは、『人の心がどこにあるのか』を、考えた事がありますか?
きっと科学者ならば『脳』がそれにあたると考え、神学者ならば、『胸の辺り』と答えるでしょう。
で、ボクは無宗教ですが、何となく『胸にある』と思っています。
『考える』のは頭ですが、『感じる』のは、胸だと。
『心』という文字は、そもそも『心臓』を意味する象形文字から来ています。
そこから考えるに、やはり古代人達も、心は胸にあると考えていたのでしょうね。
胸がときめく、胸が高鳴る、胸が締め付けられる、胸が痛む……心と胸は、常に連動していますから。
―――
『残念な神様・ガネーシャの話』
インド最強の破壊神・シヴァの妻、パールヴァティー。
彼女は暇潰しに、自分の体の垢を集めて、人形を作ってみた。
それが何となく可愛かったので、命を吹き込み、『ガネーシャ』と名付けて自分の子供にした。
ある日ガネーシャが、母親の言いつけで『入浴の見張り番』をしていたところに、父親のシヴァが帰宅する。
ガネーシャはシヴァが自分の父親だとは知らず、シヴァもガネーシャが息子とは知らない。
で、「入れろよ!」「駄目だよ!」の押し問答となり、遂には殺し合いの戦いとなった。
シヴァはインド最強の破壊神、かなりのレベルで強い!
が、その息子のガネーシャだって、父親譲りで相当に強い!
戦いは長期戦となり、ムカついたシヴァは仲間の手を借りて、ようやくガネーシャの首を吹き飛ばす事に成功した。
パール「私たちの子供に何てことをっ!(号泣)」
シヴァ「え、こいつ俺の息子だったの!?(驚)」
パールヴァティーから事実を知らされたシヴァは、泣き叫ぶ彼女の姿を観て、本気で焦った。
そこで慌てて家来達に、「何でも良いから代わりの首持って来いっ!」と、命令を下した。
家来達はすぐに首探しに出掛け、とりあえずそこにいた象を惨殺し、首を持ち帰った。
シヴァ「まあ、とりあえずこれでいいべや(笑)」
パール「暫くはそれで我慢しましょうね、ガネーシャちゃん♪」
こうして『たまたま近くにいた象の頭』をくっつけられた、可哀想なガネーシャ。
その後も、『乗っていたネズミが蛇に驚いて転倒し、その時に片方の牙を折ってしまう』という、見事なまでの運の悪さです。
(※ガネーシャの乗り物はネズミだと言われています)
―――
ってか象って、本当はネズミが苦手なのですけどね~。
それに、『パールヴァティーが新しい頭を作ってやれば良かったのでは?』という疑問も残りますが、まあ良いでしょう。
所詮は神話、多少の矛盾は大目に見てあげなければ(笑)。
って、無駄に長くなって来たので、彼の不幸話はこれでお終い。
この話の中で注目すべきポイントは、ここ。
『頭を取り替えられても、ガネーシャはガネーシャ』
という部分です。
ここから推測するに、古代インドの人々も、『心は脳には無い』と考えていたのでしょう。
喩え頭を失ったとしても、心は失わない、そう考えていたのです。
古代エジプトで行われていた、ミイラ作り。
ここでも心臓は特別視されており、『魂の宿る場所』として、カノプスの壷に入れられて大切に保管されます。
旅立った魂がいつか肉体に戻れる様、祈りを込めて。
『記憶する心臓』
移植手術を受けた人間に、ドナー(元の心臓の持ち主)の記憶が蘇る事があるというのは、有名な話。
遺伝子の成せる業か、はたまた『別の何か』がそこに存在するのかは、現代医学では解析不能な事。
―――
皆さんは、『心』は体のどこにあると考えていますか?
ボクは古代人達と同様、『心は胸の中にある』、そう信じています。
無宗教ですけどね? 何となく、そう感じているのですよ。
心はやはり、胸の中にある……と。
って事で皆さん、また会う日まで、お元気で~♪(^o^)/