スーパーの特設ブースに、『お中元コーナー』が出来ているのを見つけました。
もう、盆の時期ですもんね〜。
中には今日から夏休みという人もいるでしょうし、旅行の前にお中元選び、なんて方も多いのでは無いでしょうか。
それともこの不景気、『お中元は贈らない』、という方が殆どなのかな?
因みにボクは、これまでただの一度も、お中元やお歳暮を贈った事がありません。
それほど給料も貰っていませんし、我が社の社風で、そういう『儀礼』は禁止されていますので。
なのでこの時期はお気楽モード。ボクには関係の無いイベントとして、当たり前の様にスルーしています。
あ、貰った事ならありますけどね?
まだ時代がバブルだった頃、出入りしていた商社から、鮭トバだのホタテの薫製だのを。
ってまあ、それもバブル崩壊と同時に、綺麗さっぱり消え失せてしまいましたが。
ボクには関係の無いイベント、お中元。
これまで一度も贈った事は無いし、きっとこれから先も、一生関わりの無いものでしょう。
そんな余裕はありませんし、贈ってあげたいと思える相手もいませんし。
―――
確か、10年くらい前だったかな?
上司と酒を飲みながら、そんなお中元の話をしていたのですよ。
昔バブルだった頃、良く商社の人から、お中元を貰いましたよね〜と。
ボク「他の会社の人達って、お中元を贈りあったりするのですかね?」
上司「その会社にもよるだろうが、普通、社長には贈るだろうな〜」
ボク「でもその点、我が社は気楽で良いですよね♪」
上司「気楽?」
ボク「ええ、うちは社長の方針で、『お中元禁止』ですから(笑)」
すると上司、真剣な顔をして……。
上司「お前、本当に知らないのか?(汗)」
ボク「え、何をですか?」
上司「みんな、重役やお偉方に、こっそり贈ってるんだぞ?」
何ですと!?(驚)
ボク「マジっすか?(汗)」
上司「マジ。俺はやっていないが、大卒組はやってるらしい」
ボク「出世のために?」
上司「たぶん……な」
―――
ってまあ、その事実を知ったところで、贈る気は起こりませんでしたけどね?
それだけの給料も貰っていませんし、残念ながら、贈りたいと思える相手もいませんでしたので。
それに……。
ボク、可能な限り、出世はしたくありませんので。(←忙しくなるのが嫌:笑)