買い物に行った帰り道、いつものセルフスタンドで、給油をして行く事にしました。
そのスタンドは、会員カードを持っていると、ガソリン1Lが3円引きになるのですよ。
なのでボクは、市内で給油する時には、必ずそのスタンドを使う事にしています。
リッター当たり3円という事は、40Lで120円。実にお得なスタンドです♪
では早速、給油を開始しましょう!
まずは会員カードを機械に入れ、続けてクレジットカードを……。
と、液晶パネルに表示される、こんなメッセージ。
『このカードはご利用になれません』
思わず溜め息。
またかよ、そう心の中で呟き、建物の中に入って行きました。
ボク「すみません、会員カードが壊れてしまったんですが」
店員「え、またですか? おかしいですね〜」
この会話からもお分かりの通り、そのカードが壊れたのは、今回が初めてではありません。
以前も同様に機械が認識してくれなくなり、新しいカードに取り替えて貰っていたのですよ。
その時対応してくれたのも今日と同じ店員さんで、『普通壊れないんですけどね〜』と、今日と全く同じセリフを口にしていました。
店員「カードを磁気に近付けたりしませんでした?」
ボク「車の中に入れていただけですから、それは無いかと」
店員「そうですよね〜、車の中に磁石なんて無いですよね〜」
そんな会話の中、不意に頭に浮かんだのは、『ボクが原因では?』という不安。
というのも、実はボク、物凄い『静電気体質』なのですよ。
特に今の季節は覿面、車に乗り降りする度、パチパチと指先を光らせています。
そんな静電気体質はどこにいても治まる事は無く、お陰でこれまで、多くの電化製品を破壊して来ました。
テレビ3台、ビデオ2台、冷蔵庫1台、ステレオ2セット、バイク1台、etc.
それで無くとも貧乏なのに、全く何とかならないものですかね〜、この体質(泣)。
で、今回は会員カードの『磁気部分』を破壊した訳です。
恐るべきはこの異常体質、他の人と材質は一緒な筈なのに、何故ボクばかりがこんな目に遭うのでしょうね?
ひょっとしてボクの体、金属でも埋め込まれているのだろうか……(悩)。
店員「何でお客さんのカードばかり、こんなに壊れるのでしょうね?」
ボク「昔から運の悪い男なんですよ、『さだめ』です」
店員「普通、磁気にでも近付けなければ壊れないんですけどね〜」
そんな店員さんの言葉に、念のため、いつも会員カードを入れている場所をチェックしてみます。
ポケットティッシュ、雑巾、何かの割引券、その他紙類。
と、何やらプラスティックで出来た、小さな物体が。
― ああ、あの時の記念品か。
それはボクが以前訪れた、とある博物館?で貰った、来場記念の小物。
貰ったものの、ぶっちゃけそんなの要らないので、そこに突っ込んであったのです。
記念品とは言え、ボクにとってはただのゴミですからね、こんなマグネットクリップなんて。
うん。
……。
……。
Σ( ̄ロ ̄lll)マグネットーっ!(汗)
店員「そうですよね〜、車に磁石なんてある筈無いですよね〜」
ボク「え、ええ、ある筈なんてありませんっ!(焦)」
店員「ですよね〜」
ボク「あ、あは、あはははは〜(汗)」
……店員さん、マジでごめんなさい。_| ̄|○