今日、現場に行くと、ちょっと変わった作業員さんがいたのですよ。
ってまあ、全然普通な人なのですけどね?
かなりの高齢と思しき風貌ながら、他の若者などよりも遥かに良く働いていましたし、とっても真面目な雰囲気でしたし。
が、どうにもこう、気になって仕方の無い点が……。
いえ、大した話では無いのですけどね?
本当に真面目で力もあるし、ボクらの様な土木業界には、とっても貴重な人材と思いますし。
が、どうにもこう、気になって仕方の無い事が……。
いえ、本当に大した話では無いのですが……。
社会の窓、開いてるんですけど!?(汗)
その作業員さんが着ていた服は、上下が繋がった、所謂『ツナギ』と呼ばれる作業服。
しかし腰の部分にベルトがありますので、ちゃんと上下が分かれて観える、そんな服装だったのです。
そんなツナギの『下の部分の前側のジッパー』だけが、何故かかなり大きく、パックリと開いていたのです。
― 気付いていないのかな?(汗)
最初はそう思いましたが、あの人の真剣な眼差しを観ると、どうにも指摘がしづらい。
傍から観ると格好が悪いものの、本当に真面目に働くあの人の笑顔を観ると、それがまるで普通の様にも思えましたし。
まるでそれを『意図してやっている』かの様に、実に自然に観えましたし……。
― が、意図して『社会の窓』を広げ、笑顔で働く人などいるだろうか?(悩)
スコップを大きく持ち、他の若者など嘲笑するかの如く、元気に働く老人。
額と背中にびっしょりと汗を蓄え、時折ボクに見せる笑顔がとても清々しく、実に凛とした姿。
気温25度を超えるだろう、道民には耐え難い日差しをはね退け、暑さを感じさせぬ気力に満ちて。。。
暑いだろうにね〜。
それで無くとも道民は暑さに弱いし、ボクなんて立っているだけで辛かったのだから、作業をしているあの人は特に。
その証拠に、あんなに全身に汗をかいて……。
― あ!
社会の窓を開けているのは、『クールビズ』だ♪(←そうか?:悩)