写真は、先日見学に行った『砕氷船しらせ』の廊下に飾られていた、神棚です。
長期間に渡る航海の為か、船内には、こんなものまであるのですね〜。
病院があって床屋があって、他は観ていないけれど、たぶん売店や図書館などもある筈。
そうして神仏。きっとこの神棚の他にも、仏壇なども置かれているに違いありません。
(※これはボクの勝手な想像です。実際にどうかは知りません)
辛く厳しく、長い航海。
様々な困難に立ち向かう船員達、その『心の拠り所』となるのは、やはりこうした神仏の存在なのでしょう。
荒波に揉まれては神を祈り、航海が終われば感謝の念を送る。彼らにとっての、大いなる存在……。
と、ふと観た神棚の前、小さな賽銭箱が一つ。
覗き込んでみると、そこには数枚の、100円玉が。
乗組員が入れるとも思えませんし、きっとお金を入れたのは、ボクらの様な見学客。
うん。
この神棚、それが狙いか!?(汗)
船内見学の格納庫では、自動販売機でジュースが売られ、お土産コーナーには帽子やストラップなど。
いずれもちょっぴり高い金額が設定され、恐らくそれらの収入は、船の維持管理費等に回される。
で、プラスアルファの収入源として、船の廊下に賽銭箱が……。
純白の流氷を割るしらせの、ほんのちょっぴり、黒い部分。。。