という訳で、本日は引っ越しでございました。
荷物が届くのが明日なので、今日は途中の街での、ホテル泊まり。
ホテルの食事は高いので、晩ご飯はスーパーのメンチカツとカップ焼きそば。基本、金のかからない男です(笑)
そんな事より、本題はこちらですね。
ええ、
不動産屋に、壁紙の代金を請求されるのか!?
今日まで住んでいたアパートの壁紙を、タバコのヤニで、酷く汚してしまったボク。
それは『経年劣化』などという言葉で誤魔化せる様なレベルでは無く、金を請求されて然るべく状況。
しかし金を払いたく無いボクが取った作戦は……
壁紙以外の部分を、徹底的に掃除する!(気合)
タバコの痕跡を完璧に消し去り、壁紙を、さも日焼けで変色したかの様に思い込ませる……錯覚を利用した、心理作戦です。
壁紙以外の部分にヤニが一切付着していなければ、壁紙が茶色くなっていても、変色の理由なんて誰にも分かりませんからね?(笑)
そうして迎えた、勝負の時。
不動産屋から送り込まれたのは、一見上品そうでいて、その実かなり性格の悪そうな女性でした。
そんな彼女、我が家に踏み込むなり、開口一番。
女性「うわ~、タバコですね、これ(汗)」
一発でバレたっ!(焦)
女性「かなり吸われますよね、タバコ。この跡も、ポスターか何か貼っていたんですか?」
……もう無理かな?(泣)
そう思いながらも、最後の足掻きをば。
ボク「就寝前に1~2本(本当は酒飲みながら10~20本)吸う程度ですけどね?料理も全くやらないし、ここには寝に帰るくらいだし」
女性「でもここまで変色するのは、かなりの本数を吸っていないとおかしいんですが……」
ボク「この部屋、カビも酷いですし、通気性が悪いのかも知れませんね」
ここまでの勝負、2:8くらいで、不動産屋が圧倒的に優勢。
これはもう、弁償するしか無いだろうと、心の中で覚悟しました。
そして考えるのは、その費用。入居時契約の水回りの清掃費と、壁紙の貼り替え代金……一体幾ら取られるんだろう!?(泣)
その後細かな部分まで綿密に調査され、その都度チェックシートに何かを書き込んでいく女性。
ボクはそんな彼女の一挙一動を、ドキドキしながら見守っていました。
そうして迎えた、ジャッジの時。差し出されたシートに名前を記入、そして……
彼女「これで退去手続きは終了です。ありがとうございました♪」
え、終了?
壁紙の弁償は?いいの、ボクが汚したのに?フローリングにも穴を明けたのに、弁償しなくていいの!?
何か知らないけど……
この勝負、ボクの勝ち!(笑)
そうして無事に手続きを終え、安心してホテルへと走り出すボク。
弁償しなくて済んだなんて、本当にラッキーだったな~♪、なんて思いながら(笑)
と、走りながら、ふと頭に浮かび上がった疑問。
ボク、どうして1円も請求されていないの?(悩)
ボクがあのアパートに入居する時の契約にあった、『退去時に必ず水回りの清掃費(2万円くらい)を支払う』という条件。
それが何故か、徴収されなかったのですよ。あんなに水回りを徹底的にチェックしていた癖に、清掃費の事なんて一言も。
忘れている筈も無いし、変だな……悩みながら、暫し考え、気付きました。
ボクがタバコの痕跡を消し去るため、徹底的に掃除を行った結果、水回りの清掃が不要と判断された。
事の善悪はともかくとして、この不動産屋バトル……ボクの完全勝利!!!(笑)