今日はこの街にやって来て、初めてピザを焼いてみました。
具はニラ醤油と、鯖の水煮の缶詰。たっぷりの胡椒が、味のアクセントです♪
台所で生地を捏ねながら、部屋に流れるのは、ローカルラジオの女性パーソナリティの声。
やっぱり良いですね~、ラジオは。テレビと違って画面を観る必要が無いし、何かをしながら聴くのに、ぴったりです(笑)
そうしてリズムに乗りながら、ピザのトッピングを考えていた、その時。
不意にラジオから流れて来たのは、この季節にぴったりの曲。
『桜』
昔ながらの方です。
日本人の心の奥底に古くから根付く、懐かしいメロディーの方の。
その辺のポップス歌手が乱発してる奴じゃ無く、重厚感のある方の、桜。
さーくーらー♪
さーくーらー♪
やーよーいーのーそーらあはー♪
幼少の頃から聴き慣れたメロディー。
北海道に桜の便りが訪れるのはまだ先(五月に入ってからです)だけれど、この曲を耳にすると、暖かな季節の到来を期待してしまいますよね♪
この街の桜も、他と違わず綺麗なのだろうな、そんな事を考えながら……
と、そこで初めて気付きました。この曲の持つ、大きなメッセージに。
桜 桜 やよいの空は
弥生の空。弥生。
春の代名詞である桜、それが弥生の空に美しく咲き誇っている。
うん。
……春って、三月(弥生)だったのですかっ!?(汗)
―――
いえ、ボクの中での『春』のイメージって、実は四月だったのですよ。
北海道はまだまだ寒い季節ながらも、入社や入学のある月だし、何となくフレッシュな感じがありましたので。
でもこの曲の示す『春』は、三月。四月では無く、三月……
一昨日の北海道は、朝から雪でした。