今日の北海道は、どことなくボンヤリとした天気。
明るい太陽がアスファルトに影を映しながらも、薄く空を覆う霞みが、雲の輪郭を消し去っていました。
現場に向かう車の窓。
そんな、はっきりとしない風景を眺めながら、ただただボーッとしているボク。
何も考えず、時折見える家や畑を、何の感慨も無く横目に流しながら。
ただ、ボーッと。。。
と、不意に目に入ったのは、一本の鯉のぼり。
海からの風に吹かれて元気に舞うその姿に、一瞬目を奪われます。
吹き流しの下を泳ぐ、赤と金色に彩られた『緋鯉』が、実に目に美しく……
……
……
緋鯉!?
吹き流しの下には、何故か緋鯉。
ええ、本来あるべく『真鯉』では無く、いきなり緋鯉なのですよ。
そしてその緋鯉の下には、子供と思しき2匹の小さな鯉が、風に吹かれて元気に泳ぐ姿。
緋鯉と、その2匹の子鯉、3匹仲良く……
母子家庭 _| ̄|○