夕食後、何となく眺めていたテレビのローカルニュースで、ちょっと面白い話題を目にしました。
これまでも、度々現れては賛否両論を巻き起こしていた、いわゆる『生き物系』のUFOキャッチャー。
今回、釧路市のフィッシャーマンズワーフに登場した『サブマリン・キャッチャー』の中身は、実に釧路らしい海産物。
場所柄、容易に想像出来てしまうその景品とは、
『生きた毛蟹』
一回300円でクレーンを操り、毛蟹を吊り上げるこのゲーム。
上手くゲットする事が出来たら、レストランでボイルして貰い、その場で食べる事が出来るのだそうです。
何となく『生きた』というあたりが残酷な気がしないでもありませんが、まあ毛蟹は食べ物だから良しとしましょうか(笑)。
で、そのテレビの中、幾人ものチャレンジャーがサブマリン・キャッチャーにチャレンジします。
しかし、水中では軽かった毛蟹も、空中に上がれば重さは倍増!
上手くキャッチ出来たかと思えば、持ち上げた瞬間、水中に真っ逆さまです。
こんなの吊り上げられる訳無いじゃん!(怒)
ボクがそんな事を考えていると、そこに数人の高校生が登場、ゲームにチャレンジします。
一回やって失敗、コツを掴んでもう一回チャレンジ、失敗。反省してもう一度、やはり失敗。
駄目でも決して諦めず、失敗をバネにして挑戦を続ける高校生たち。観ているこちらも、手に汗を握ります。
そうしてチャレンジを続ける事、実に11回目。
景品の落とし口付近で、斜めになった毛蟹を、アンバランスな体勢でキャッチ。
そして、今にも落っことしてしまいそうな状態で……。
ゲット~~~っ!!!(笑)
いや~、取れるものですね~。
最初観ていた時には『絶対に無理だろ?』なんて思っていましたが、しっかりとゲット成功ですよ♪
努力は必ず報われる、それをあの高校生たちに、教えられた気分ですね(笑)。
でもね?
……これ、普通に買った方が安いよね?(汗)
いえ、こちら北海道は『毛蟹の産地』のせいか、安いのですよ。
ボクの近所のスーパーでは、せいぜい一杯1,500円くらい。安い時には、1,000円以下で買えるのです。
それを考えたら、300円×11回=3,300円は、どう考えても割高ですよね?
確かにこの毛蟹は生きていて新鮮だけれど、それは近所のスーパーだって同じ事。
生きた毛蟹が売っているなんて、決して珍しい事ではありませんから。
ボクならば、こんなゲームは、絶対にやらない。
取れるかどうか分からないものに手間と時間をかけるならば、一杯1,000円出して、普通に買いますから。
まあ、良く『面白味の無い男だ』と言われますけど(汗)。