今夜のつまみは、『薄焼きミックスピザ』です。
この小気味好いパリパリ感、500円くらいなら、金取れそうな予感♪
―――
パトカーに捕まりました~!(泣)
今日の昼頃、酒を買いに、近所のスーパーに向かって走っていたのですよ。
すると何やら背後から、サイレンの音が聞こえて来たのです。
何か事件でもあったのかな? そう思っていると……。
警察『前の車、止まりなさい!』
前の車?
周りの車は普通に走っているし、別に怪しい車なんて見当たらないけど。。。
にしてもこのパトカー、どうしてボクの後ろをぴったりとつ
……って、ボク!?(焦)
状況を把握したボクは、すぐに二つの選択肢を思い浮かべます。
まず一つ目は、アクセル全開で逃げ切る事!
……が、ここは警察の方面本部のすぐ目の前。
ここで逃げたとしても、あっと言う間に包囲される事は明らかでしたので、すぐに断念しました(汗)。
そしてもう一つの選択肢を選びます。
それは最も簡単で、この状況において、最も安全な選択肢。
ええ、
……大人しく、逮捕される事ですよ(涙)。
車を減速させながら、ボクの犯した罪を考えます。
ボクは車を運転していたのだから、
·スピード違反
·追い越し禁止違反
·シートベルト着用義務違反
·一時不停止
·車両整備不良
可能性があるとすれば、これくらいでしょうか?
しかしこのパトカーには、レーダーが付いていない……つまり、スピード違反での検挙は不可能な筈です。
それに、シートベルトはちゃんと付けていたし、追い越し禁止はしていません。
走って来る途中に、一時停止の標識もありませんでしたし……。
って事は、ブレーキランプでも切れていたかな?
もしも整備不良ならば、減点は1点。
ボクの免許はゴールドですので、この程度の違反ならば、厳重注意で許してくれるでしょう。
なので安心して、車を道路の脇に。ドアの窓を開け、振り返りました。
ボク「止まりなさいって、ボクですか?」
警察「そう、君! 随分とスピードが出ていたよ!(怒)」
え、スピード違反!?(驚)
一瞬、本気で焦ります。
何しろスピード違反に関しては、情状酌量などありませんからね?
ええ、捕まったら最期、罰金を払うしか無いのです(涙)。
でもこのパトカー、レーダーが付いていないよね?
推定速度で切符を切るなんて、法律では認められていない筈なのに……。
それとも、レーダーが無いというのは思い過ごしで、本当はどこかで測定されていたのだろうか?(汗)
警察「ここは50km制限だよ、それを君、80kmくらいの速度で走っていただろう!(怒)」
ボク「……くらい?」
成る程、そういう事か(笑)。
警察「君、今、飛ばしていただろう!(怒)」
ボク「いえ、全然気付いていませんでした~(泣)」
本当は気付いていました。パトカーがすぐ近くを走っている事も、ボクの車が85km出ていた事も。
でも、あまり気にしていなかったのですよ。
どうせレーダーの無いパトカーですし、捕まる事なんて無いだろうと、高を括って。
警察「とりあえず、パトカーに乗って!(怒)」
ボク「は~い♪(久々のパトカーだ~:笑)」
言われるがまま、パトカーの後部座席へ。
そして財布から免許証を取り出し、警官に手渡します。
警察「えーと、札幌の人? ここには観光で?」
ボク「いえ、最近引っ越して来まして。免許証の裏に、新しい住所が書いてあります」
警察「ふーん。で、仕事は?」
ボク「サラリーマ……会社員です」
警察「もっと具体的に!」
ボク「建設土木系の会社です。〇×建設(株)」
そんなやり取りをしながら、すっかりリラックスモードのボク。
いえ、一応確認してみたのですが、やはりどこにもレーダー装置が付いていなかったのですよ。
つまりこれは証拠不十分の取り調べ、厳重注意にしか、なり得ない事が分かっていましたので♪
それに先程の警官の言葉、80km『くらい』の速度で走っていただろう!
ええ、つまりこの警官、正確な速度が分かっていないのですよ。
この時点でボクは『推定無罪』、不安に思う事なんて、欠片も無かったのです(笑)。
警察「私は制限速度ぴったりで走っていた。その横を君、思い切り追い抜いて行っただろ?」
ボク「すみません、ラジオに夢中で、メーターを観ていませんでした」
警察「今回は注意で済ませておくけど、今度やったら、本当に切符切るからね?」
ボク「はい、すいませ~ん(泣)」
その後、『イエローカード』と書かれた紙にサイン。
貰えるのかな? と一瞬ワクワクしましたが、どうやらサインをするだけで、切符はくれない様です。
初めて『赤くない』切符が手に入ると思ったのに、ちょっと残念。(←一発免停しか経験が無い男:笑)
そうして解放されたボク。車を発進させながら、バックミラーを覗き込みます。
そこに映るのは、先程の警官が、パトカーの中で何やら調書を書く様子。
ふとメーターに目をやると、またしても80kmオーバーで走っている事に気付き、慌ててブレーキを踏みました。
やはり捕まった直後ですし、あの警官に敬意を表して、ここは安全運転に徹するべきでしょう。
そうで無ければ、あまりにも失礼というものですからね?
ボクにも、それくらいの常識はありますから。
それにしても、1円の金にもならない事を、道警がやるなんて……。
[ボクの中の北海道警察のイメージ]
金にならない仕事が大嫌いで、裏金作りに情熱を注ぐ。
自分達に危険な事はせず、基本、安全な場所でしか取締をしない。
出会った人間は必ず尋問し、誰にでも怒鳴り散らすのが大好き。
同義語=人間のクズ 守銭奴
交通安全の為に働く警官がいるなんて、この田舎の街も、捨てたものじゃありませんね(笑)。