青く透き通った秋晴れの空を見上げ、思わず「はぁ〜」っと、大きな溜め息を付きました。
今日は10月の、第2土曜日。
いつもならば『月に一度の偽善活動』とばかりに、旭川の献血センターまで、車を飛ばしている場面です。
しかしこの三連休、大荒れの天気になると聞き、来週に延ばしていたのですよ。
なのに、こんなに良い天気になるなんて……(涙)。
こんな事なら、いつもの様に早起きをして、献血に行けば良かった。
そうすれば、こんなにも時間を無駄にする事は無かったのです。
忌むべきは天気予報、そしてそれを吹聴した元凶は……。
― 気象庁の大嘘付きめ!(怒)
時計を見ると、時刻は既に、午前8時過ぎ。
これから車を飛ばしても、午前11時締め切りの成分献血の受付には、到底間に合う筈も無く。
仕方が無いので、朝食を摂って洗濯をすると、ベッドに潜り込み『ふて寝』をしました。
夢の中、女優の『小雪』と、どこかのホテルで話をしているボク。
どうせならば仲間由紀恵の方が良かったのに、そんな事などまるで考えず、普通に彼女の身の上話を聞いて。
と、そんな会話の最中、不意に鳴り響く轟音。
ゴロゴロゴロゴロ!
はっと目を覚ますと、外は物凄い大雨!
真っ黒い雲に時折光る稲妻が、ボクの住む安アパートの窓ガラスを、バリバリと振動させます。
これは今日は、外出出来そうにありませんね〜(汗)。
― 気象庁の中の人、疑ってごめんなさい。m(_ _)m
三連休の初日は、引き籠もる事にしよう……そんな事を考えながら、ふと思い出した、こんな事実。
そう、我が家にはもう、ワインが無かったのですよ!(焦)
昨夜飲んだのが最後の一本で、ビールと焼酎はあるものの、肝心のワインが品切れだったのです。
― ワインの無い週末なんて、悲しすぎる〜(泣)。
ボクの週末の楽しみと言えば、惰眠を貪る事と、赤ワインを飲むこと。
二日酔いになるといけないので、仕事の前日には避けている為、金曜と土曜に飲むのがいつもの決まりなのです。
しかしこの豪雨の中、買いに行くのも大変だし……。
― 仕方が無いから、今日は諦めようかな?
まあワインが無いだけで、ビールも焼酎も、充分に備蓄がありますしね?
なので今日は大人しく家にいようと思いながら、煙草に火を点けます。
と、そこで気付いた、衝撃の事実。
煙草が残り一本しか無い
ぎゃーっ、買い忘れてたー!(汗)
赤ワインはともかくとして、煙草が無いのは致命的。
なのでここは、決死の覚悟とばかりに、エコバッグを手に車へと走ります。
と、不意に明るくなる、つい先程までは真っ黒だった空。。。
― あ、嵐が通り過ぎた♪
豪雨の余韻を残す小雨の中、スーパーとコンビニを梯子し、ゲットした赤ワインと煙草。
ついでに買って来たもやしの髭根を毟りながら、ふと目をやった窓には、どんよりとした分厚い雲。
これは嵐の第二弾かな?……そんな事を考えながら、ふと頭に浮かんだ、こんな事実。
あ、そうか……。
今日も日本は、平和なんだ。