至急の用事があって、その会社に電話をかけました。
で、「○○さんお願いします」と言うと、返って来たのは「会議中です」という言葉。
いつ頃終わるのかを尋ねますが、何しろ相手は受付の女性、会議の予定までは把握していない様子です。
しかしこちらも急ぎの用事でしたので、「どなたか分かる方を」とお願いし、電話を代わって貰いました。
相手「はい、お電話代わりました、横……」
ボク「㈱○×のwelcomingcatです、お忙しいところ申し訳ありません!」
そうして手早く要件を話し、担当の○○さんに伝えてくれる様依頼。
会議が終わり次第、至急連絡をお願いしますと言って、電話を切りました。
と、受話器を置いた瞬間に気付く、こんな事実。
― 今の人、何て名前だっけ?(汗)
いつもならば、相手が名乗ったと同時に、その名前をメモするボク。
しかし何しろ慌てていたものですから、ろくに復唱もせず、そのまま電話を切ってしまったのですよ。
が、それでは何かあった時に困りますので、何とか名前を思い出そうと努力しました。
『はい、お電話代わりました、横……』
ボクの記憶によれば、確かに彼は、自分の事を『横……』と名乗っていました。
そこから察するに、彼の名前は、『横田』か『横川』のどちらかでしょう。
もしもその他の珍しい名字(横溝とか)ならば、相手が名乗った瞬間に、もっと強く印象に残っていたでしょうから。
― まあ、頭文字さえ分かれば、後は簡単だ♪
○○さんの代理で電話に出たという事は、きっと同じ営業部の筈。
という事は、あまりボクとは関わりが無いものの、名刺交換は確実に行っている筈です。
ならばその名刺を確認さえすれば、すぐに彼の名前が分かるという寸法です。
とりあえず『横』だけでも覚えておいて良かった♪
そうほくほくしながら、デスクの抽斗から、名刺ファイルを取り出すボク。
彼の会社のページを開くと、そこには、こんな名刺が。
『㈱○×商事 営業部 横田誠』
『㈱○×商事 営業部 横川健一』
Σ( ̄ロ ̄lll)両方いたーっ!(焦)