本日は遙々、名寄市まで、髪を切りに行って参りました〜♪
実は先日、友人から、『名寄のイオンに激安の床屋がある』と教えて貰ったのですよ。
しかもそれは、あのプラージュよりも安い、ヘアカットたったの千円!
これ、稚内の床屋が一律3500円なのを考えたら、有り得ないくらいにお得ですよね〜(笑)。
そうして片道数時間を費やし、ようやく到着した、名寄のイオン。
異常なまでに分かりづらいその床屋を、20分以上も歩き回って見つけ出し、券売機(そういうシステムです)にお金を入れました。
すると直後、タイミング良く回って来る、ボクの順番。どうやら看板に偽りは無い様ですね♪
というのもその床屋、『クイックカット』という名前なのですよ。
昨日ネットで調べた情報では、僅か10分でカットを終えてしまうそうなのです。
安さの秘密はそのスピード! 回転が早いからこそ、こんな激安設定が出来るのでしょうね〜(笑)。
店員「今日はどの様な感じに?」
ボク「バッサリと今の半分の長さに。変じゃ無い程度で♪」
ボクのヘアカットにおけるポリシーは、『限界まで短く』です。
そうすれば散髪の回数を減らせて、その分の金を浮かす事が出来ますからね♪
しかし坊主にすると印象が悪くなり、仕事にも支障が出ますので、『イメージが悪くならない程度』に留めるのがミソです。
そんな感じで頼んだ、可能な限り短くという、ボクの希望。
しかし何故だか上手く伝わらず、その店員から、何度も同じ事を聞き返されます。
『半分よりも短く』、そう何度も言っているのに、何故か彼には伝わらず……。
店員「つまり3センチくらい切るんですか?」
ボク「いえ、今の半分以下にして欲しいんです」
店員「じゃあ2.5センチくらい切る?」
ボク「だから、もっと短く、半分以下に!(汗)」
今のボクの『伸びきった髪の毛の長さ』など知りませんが、額から鼻までがすっぽり隠れているのです、最低でも10センチ以上はあるでしょう。
それを半分以下にして欲しいと言っているのに、何故『3センチ』という数値が出てくるのですかね!?
それともこの店員、バッサリやるのが怖いから、わざとボケているのか……(悩)。
で、そんなやり取りを繰り返し、ようやく始まったクイックカット。
ここまでで既にかなりのストレスが溜まっていますが、たかが10分でカットが済むならば、我慢する事は可能です。
なので、『早く終われ〜!』と心で念じながら、その10分カットに臨みました。
シャッ……シャッ……シャッ。
何故か妙に慎重に髪質の確認をする店員。
そしてようやく取り出したハサミで、伸ばした髪の先端の、5〜10ミリくらいを……。
― チョキリ♪
シャッ……シャッ……シャッ…(間を置いて〜)…チョキリ♪
シャッ……シャッ……シャッ…(溜めて溜めて〜)…チョキリ♪シャッ……シャッ……シャッ…(すぐには切らないよ〜、また溜めて〜)…チョキリ♪
もういいバリカン持って来ーいっ!(怒)
人が短くしろって言ってるのに、その店員、何故かミリ単位でしかカットしないのですよ!(怒)
半分以下まで切れって言われたなら、せめて1/3くらいまで、一気に行ってから考えれば良いのに。
なのに『数ミリカット技法』を繰り返し、本当に少しずつ、まるで『頭の表面を削る様』に切って行くのです。
― 何故一気に切らない?(怒)
― 客がこんなにも苛ついた表情をしているのに。。。
― ってか10分過ぎてるし、ストレス倍くらいに膨れてるし(汗)。
店員「トップはいつも長めな感じですか?」
ボク「知りません、いつも半分以下にして貰ってるだけなので!」
誰の目から見ても、明らかに不機嫌だっただろう、ボクの態度。
ようやくそれに気付いた店員は、先程よりもスピードを上げ、今度は一度に1センチ以上切る様になりました。
まあそれにしたって、カット終了までは、まだまだ時間がかかりそうですが(泣)。
そうしてそれから15分、ようやく完了した、10分カット。
結局スタートから30分以上かかりましたが、きっとこれは、これで正解なのでしょう。
きっとただの名前なのですよ、『10分カット』。そんな名前にしているだけで、実は30分以上もかかるものなのです。
普通の床屋なら、『カットのみ』にそんなに時間かからないけど。
プラージュなら、せいぜい10分でカットを終えるけど。
シャンプーと顔剃り入れても、絶対プラージュの方が早いけど。
そうしてカットが終わったら、掃除機で『頭に残った髪の毛』を吸い取り、施術は終了。
仕上がりは『思い切り甘く見積もって25点(100点満点)』といったところですが、千円だし、文句は言えませんよね?
スピードも普通の床屋やプラージュに比べたら格段に遅いけれど、その割に仕上がりは驚くくらいに雑だけれど、所詮は千円だから……。
ええ、この床屋は所詮、千円なのです!
時間がかかろうが下手だろうが、文句など言ってはいけないのです!
貧乏人が格安で髪を切って貰えるのですから、むしろ感謝すべきなのです!
そう自分に言い聞かせながら、後にする、名寄のイオン。
稚内ならば3500円もかかるところを、たったの千円で済んだのだから、かなりのお得だったのだと。
そう、自分に繰り返し言い聞かせて……。
帰り道、スーパーに立ち寄り、もやしと玉葱とジュースを購入。
本当は『やっぱり来て良かった♪』と思える様なお買い得品があれば良かったのですが、生憎ろくなものが無く(汗)。
で、帰る前に燃料を入れておこうと、セルフスタンドに車を入れました。
【往復の燃料代:3000円】
『稚内で切るよりお得だから〜♪』
_| ̄|○
_| ̄| ...○