動物の『牛』と、干支の『丑』とは、実は何の関係も無いのだとか。
新年度を迎える前に、デスクを綺麗にしておこうと、掃除をしていたのですよ。
すると、正月のものらしき新聞が出てきて、そこにあったコラムに書かれていたのです。
『牛と丑の違いは何か?』……みたいな話が。
【牛】動物
【丑】日付や時刻、方角などを示すもの
そもそも『丑』とは、生き物では無く、『数字』としての扱い。
然るに『牛』とは何の関係も無く、年賀状のイラストに描かれるのは、単純に『音が一緒だから』なのだそうです。
干支に使われる漢字が、動物のものと違うのは、こんな意味があったのですね〜。
子
丑
寅
卯
辰
巳
午
未
申
酉
戌
亥
こうして並べてみると、動物を意味する漢字と一致するものは、ただの一つも無し。
そもそも十二支とは、動物では無く、数字だったのです。
たまたま音が一緒だというだけで、実は全くの無関係。
ってまあ、たぶん『動物に当てはめて数字を作った』のでしょうけどね?
が、ここでその成り立ちまで調べる気はありませんので、興味のある方はググってみて下さい。
ボクは調べませんけど。ケータイじゃ大変だから。(←面倒:笑)
そうして読み進める、そのコラム。
『土用の丑』などという単語が出てきて、ふと頭に浮かんだのは、平賀源内と鰻の関係。
もう何年も鰻なんて食べていないな〜、などと考えていると、その先に続いていたのはこんな話題。
『2009年の土用は、7月の19日と31日。7月に2回の土用がある年は大変珍しく……』
へ〜、今年の土用って、7月に2回もあるのですね〜。
鰻なんて高級品はなかなか食べられませんが、2回もあるなら一度くらいは……。
2009年!?(驚)
慌てて日付を確認すると、その新聞が発行されたのは、2009年の1月。
てっきり今年の正月のものとばかり思っていたら、今からもう、一年以上も前のものだったのです。
なのに、『丑年の話題に何の疑問も持たず、普通にその記事を読んでいたボク……(汗)。
年賀状を書かなくなると、干支に関する意識って、希薄になりますよね〜。