昼休み、今夜の酒のつまみを仕入れる為、近所の商店に行った時の事です。
おつまみコーナーの珍味は高いので、缶詰コーナーへ向かい、98円の鯖缶をチョイス。
その他適当な品をカゴに入れたら、精算を済ます為、レジへと向かいました。
と、レジを観ると、店員がいない……。
― 時間が無いのに〜!(汗)
ただでさえ短いサラリーマンの昼休み、正直かなり苛立ちました。
しかし、幾ら待っても店員が現れる様子は無く、数分の時が過ぎ去り……(汗)。
そして、ようやくボクの存在に気付いた店員が、店の奥から小走りにやって来たのです。
店員「どうも、お待たせして申し訳ありません!(汗)」
ボク「(ムスッ!:怒)」
ボクの『如何にも不機嫌そうな表情』に気付き、慌ててレジを打つ店員。
そんな店員を横目に、ボクはエコバッグの口を開くと、手早く商品を詰め込んで行きました。
と、不意に店員が、レジに置かれていた栄養ドリンクに手を伸ばしたのです。
店員「こちらの商品……」
―――
店員「お待たせしたお詫びに、栄養ドリンクを差し上げます♪」
ボク「え、良いんですか?」
店員「はい、ほんの気持ちですから(笑)」
―――
一瞬そんな流れを想像しましたが、そんな美味い話が、そうそうある筈も無く。
実際に交わされたのは、こんな会話でした。
店員「今こちらお安くなっていますが、如何ですか?」
ボク「結構です!(怒)」
ま、現実なんてこんなものです。