ここ最近、家にいる時にはいつもラジオをかけています。
今まではテレビを点けっぱなしにしていたのですけどね?
ほら、独りの部屋は寂しいし、音が無いのが耐えられない世代の人間ですので。(←世代?)
が、今はやたらと光熱費が高い時代。『ながら』でテレビを点けているのは、電気代が勿体ないですからね。
そんな感じでかけっぱなしのラジオ。
真面目に聴いている訳では無いものの、たまに流れる最新の音楽などは、あまり歌を聴かない中年には嬉しい情報。
ええ、お陰で職場の若手の話に付いて行けますので(笑)。
で、そんなラジオから流れて来たのは、八月に予定されている祭りの事。
何でも『会津若松市』から連絡があり、祭りに参加したいので、幾つかブースを用意して欲しいと打診を受けたのだとか。
なぜ会津若松市が?
疑問は残りますが、それで祭りが盛り上がるなら、喜ばしい事ですね。
まさかいきなり白虎隊が攻め入って来る事も無いでしょうし、向こうの特産品が観られるのも楽しそう♪
まあ、どうせボクは行かないと思うけど。(←おい)
と、そんなラジオから、不意に流れて来たこんな言葉。
きっとこのブログを訪れて下さった皆さんにも分からないだろう、日付に関する言い回し。
『祭りはむよかを予定しています』
むよか?
ボクが子供の頃、お爺ちゃん世代の人が良く口にしていた言葉ですが、実はボクには意味不明。
それが日付を意味しているのは漠然と分かるものの、六日なのか四日なのか、幼少のボクには分からなかったのですよ。
が、気付けばそんな言葉を耳にする事も無くなり、ボクの記憶からも消えかかっていました。
それがまさか、今日になり、ラジオから流れて来るなんて……(汗)。
何となく悔しくなり、ケータイを手に取ります。
そしてトップページにワードを打ち込み、検索開始。
すると出て来た結果は、
『むよか…六日の事。北海道や東北で使われている言葉』
なるほど、六日の事だったのですね。
で、感じからして、こちらの方言なのでしょう。老人しか使わない、古(いにしえ)の言葉。
今では誰も使わないだろう、消えゆく定めの、太古の……。
何故それがラジオから!?(汗)
きっともう誰も使わないだろう、昔の言葉。
それがラジオから流れて来るという事は、つまり、この地方では今でも使われているという事なのでしょうか?
ボクが以前住んでいた街では、こんな言葉を使う者など、ただの一人もいなかったのに。。。
最果ての地には、とうに廃れた昔の言葉が、今も息づいている様です。