本日のつまみは、『タラコスパ』です。
ソースの作り方が下手なのか、美味しいのに、見た目最悪(泣)。
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今、先週録画していたドラマ・Tomorrowを観ていたら、奇妙なシーンが出て来たのですよ。
それは、主人公の竹野内豊が、スーパーの惣菜らしきものを食べようとしている場面。
「えーと、醤油……」そう言いながら竹野内豊が向かった先、それは……。
― 冷蔵庫 ―
え、何で醤油を冷蔵庫に!?(驚)
それが減塩醤油や昆布醤油ならばともかく、観た感じ、極普通のキッコーマン醤油。
赤い頭に、1合くらいの透明な瓶の、田舎の食堂に良くありそうなタイプ。
あれって、冷やす必要なんて、全くありませんよね?
同じ調味料でも、ケチャップやチューブ入りのわさび、おろしにんにくなどは要冷蔵。
しかしそれに対し、砂糖、塩、醤油、酒、味醂などの日本古来の調味料は、常温保存が基本の筈です。
冷蔵庫に入れるなとは言いませんが、あまり冷やす意味は無いと思うのですが……。
そんな調味料の中でも、つい間違えて冷蔵庫に入れてしまいがちなもの、それがマヨネーズ。
ご存じの方も多いと思いますが、常温保存が基本です。
マヨネーズは冷やすと、分離や劣化が進みますので。(気をつけようね☆)
― 何故このドラマの中では、醤油を冷蔵庫に入れているのだろう?
考えながら、ふと思った疑問。
我が家の冷蔵庫にも、しっかりと入っている、日本古来の調味料。
それが、
― 味噌 ―
常温保存が基本の筈なのですよ。
何しろ古くからある調味料ですし、江戸時代には冷蔵庫なんて無かったのですから。
なのにボクは、味噌を冷蔵庫に入れる。必要なんて無い筈なのに、まるでそれが、当たり前の様に。。。
ボクは何故、味噌を冷蔵庫に入れてしまうのだろう?(悩)
念の為に確認してみましたが、やはり味噌のパッケージには、『常温保存』の文字。
直射日光に当てたりしない限りは、普通に台所に放置しておいても、全く問題は無い筈なのですよ。
なのに、ボクの中では、味噌は冷蔵庫が基本。常温保存など、以ての外なのです。
醤油やマヨネーズは常温なのに、何故か味噌だけは、冷蔵庫に入れてしまう。
常温でも大丈夫と分かった今でも、冷蔵庫から出そうとは思わない。
それは何故か?
少し考え、気付きました。
ボクが味噌を冷蔵庫に入れる理由、常温保存しようと思えない、その本当の意味。
それは……。
― 信用出来ない。
昔ながらの作り方をしている『高級味噌』ならばともかく、ボクが使っているのは、スーパーの廉価品。
せいぜい数ヵ月しか熟成されていないだろうそれに、本来あるべく『防腐効果』を、期待出来ずにいるのですよ。
だから冷蔵庫に入れる。腐らない様に、念の為に。
そこから分かった、このドラマのプロデューサーが、醤油を冷蔵庫に入れた理由。
それはボクと同じ、『信じていないから』です。
昔ながらの作り方では無いから、腐ってしまうかもしれないと思い、冷蔵庫に入れてあったのです。
本物の醤油ならば信じられる。
本物の味噌ならば信じられる。
でも、現代社会に蔓延する、大量生産品は……(汗)。
結論:貧乏人は、調味料を冷蔵庫に入れる
腹を壊さない為の、最善の方策、という訳ですね。
本物じゃ無いから、安物だから、念の為に。
そこから見えた、このドラマのプロデューサーの、生活事情。
Tomorrowのプロデューサーは、貧乏人。(←いや、ちょっと待て:汗)