移動中、小さな手芸店を見掛けました。
ウィンドウに目をやると、そこには、毛糸で出来たキティ人形。
きっと店主が自分で編んだのでしょうね、普通に売っていてもおかしく無い、実に見事な仕上がりでしたよ♪
― 小さな子が観たら、きっと喜ぶだろうな~(笑)。
そんな事を考えながら、店の前を通り過ぎます。
と、そこでふと、疑問を感じました。
毛糸で編まれたハローキティ。これってひょっとして……。
キャラクターの無断使用では!?(焦)
人形を手作りするのに、法律上の制約はありません。
しかしそれを使う事により、何らかの利益が生じる場合、キャラクターの使用許可を貰わなければならないのですよ。
それを怠れば、即ちそれは無断使用……犯罪になってしまうのです。
今回の場合、ウィンドウに飾っているのですから、これは『客寄せのPR』と判断する事が出来る。
つまり、営利目的に作られた人形なのですから、当然『使用許可』が必要となる訳です。
が、こんな小さな手芸店が、許可を取っているとは思えません。恐らく、無断使用でしょう。
キャラクターの無断使用で、最初に浮かぶものと言えば、中国の石景山遊園地でしょうか。
ディズニーやドラえもんを模したキャラクターを大量投入し、あくまでもオリジナルキャラだと言い張った、あの悪名高き遊園地。
今回の手芸店も、規模こそ違えど、やっている事は同じ。
犯罪です!(きっぱり)
が、石景山遊園地と同じ事をしていても、ここには全く違う点があります。
それは、これが『罪にならない犯罪』だという事。
ええ、この場合の無断使用は、何の問題にもならないのですよ。
何故なら……。
サンリオも、暇じゃ無いから。(←訴えられる訳無いからね:笑)