寒いですよ?(←何だいきなり)
出掛けようと思ったら、外は雪。
予報の様な吹雪では無いものの、かなり寒そうなので、今日は部屋の掃除をする事にしました。
まずは隣の部屋に行き、不要品の整理。
まだ新しくても、使わないものは、思い切って処分する事を決意しました。
そうしてゴミ袋を用意し、ポンポンと投げ込む、不要品の数々……。
勿体無いなんて、思っちゃダメ!(←必死:笑)
そうして居間に戻り、窓から眺めた風景。
粉雪舞い散る氷点下の空に、海猫が飛ぶ姿は、まるで演歌の世界です。
ああああ~津軽海峡~冬景色~♪(←オホーツク海だけどね?)
と、ふと視線を落としたフローリングの上。
目にしたその金属の塊に、思わず『あっ!』と声を上げます。
それは、冒頭の写真。ご存知の方なら一目でお分かりと思いますが……。
PCの内蔵HDD
実はこれ、このブログのカテゴリ『PCクラッシュ』の時に外しておいた、ハードディスクなのですよ。
そのままリサイクルに回したら、個人情報や会社の機密データが抜き取られる恐れがあると思い、あえてこれだけ残しておいたのです。
いずれ自分で破壊して、燃えないゴミに出そうと思いながら、すっかり忘れておりました(汗)。
― さて、折角だから壊して捨てるか。
部屋の掃除のついでに、古いHDDの解体。
この機会に、要らないものは全て処分してしまおうと、精密ドライバーを持ち出します。
そうしてネジを確認すると。。。
― 何だこのネジ?(汗)
そこにあったのは、観た事も無い様な、奇妙なネジ山。
名前は分かりませんが、ネジの溝が、『*』←こんな形をしているのですよ。
当たり前ですが、我が家には、こんな形のドライバーはありません。
それでも何とかこじ開けようと、マイナスドライバーを突き刺し、渾身の力で回します。
が、よほど硬く締められているのか、びくともしないネジ。
こうなったらハンマーで叩き壊そうかとも思いましたが、何しろ頑丈に作られたHDD、きっと象に踏まれても全然平気でしょう。
― こんなに頑丈なのに、どうして壊れたのだろう?(悩)
夜中に寝ぼけて蹴飛ばして倒した、たったそれだけの事で、脆くも壊れてしまった我が家のPC。
そんな儚さなど微塵も感じさせぬ、この頑強なHDDに、何とも言えぬ違和感を抱きます。
本当にこれ、どうやったら破壊出来るのでしょうね?(考)
・意地でもハンマーで叩き割る
・諦めて『燃えるゴミ』に出す
・破壊出来る日まで手元に置いておく
燃えないゴミにすると、処分場で誰かに拾われ、データをサルベージされる恐れがあります。
しかし『燃えるゴミ』ならば、熱によりディスクは溶かされ、データは消えて無くなるでしょう。
が、この方法って、犯罪なのですよね~。
(※不法投棄扱いになります。最悪、刑事罰も:汗)
― さて、どうしよう?
これを解体するには、専用の工具が必要。叩いて潰すのも、ほぼ不可能。
いっそ『海に捨てる』という手もありますが、それだと、不法投棄になってしまいます。
それにこれは完全密閉だから、データは海の底に、そのまま残ってしまうかもしれません。
可能ならばちゃんと解体して、内部からディスクを取り出し、それを直接破壊したいところ。
しかしこれを解体するのは、素人のボクには不可能な事。
では、どうすればデータを壊す事が出来るのか?
そうして暫く悩みながら、解体の方法を探っていました。
と、その時です。本体の側面に、銀色のシールが貼られているのに気づきました。
試しに剥がしてみると、何とそこに、内部に繋がる穴を発見!
(2枚目の写真です)
― これだ!
急ぎ向かったのは、台所。食器棚から小さな瓶を取り出し、穴の内部に、たっぷりと注ぎ込みます。
ボクの予想が正しければ、これでデータは破壊出来る筈。
何故なら、そこに注ぎ込んだ調味料とは……。
『酢』
強酸化作用のある酢は、金属に触れるなり、短時間でそれらを腐食させて行きます。
そしてHDDの本体は、金属製のプレート。
ボクの計算が確かなら、一昼夜もこのままにしておけば、データの欠片も残さず朽ち果てるでしょう♪
後はこのまま数日放置して、頃合いをみて、燃えないゴミとして出すだけ。
長かったPC処分の道のりも、これにて、全て完了です!(笑)
さてと。
処分も終わったし、そろそろ新しいPC、探しに行こうかな?
って事で。
どうか今年の冬のボーナス、PCが買えるくらいの額が貰えます様に(祈)。